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新世代日本SFを一堂に! ハヤカワJコレクションをみなさんにも応援してもらいたくて、簡単なバナーを作りました。詳しくはこちら
末枯れの花守り 角川文庫 本体価格 514円 カバーイラスト 智内兄助 帯・解説 夢枕獏 ISBN4−04−412007−2 |
あまりにも帯が嬉しかったので、照れ臭いけれどこんな画像にしてみました。厚かましくてごめんなさい(^^;) でも、泉鏡花、だもの。そうお書きになっているのが獏さんだもの。和モノ幻想を書いて、獏さんにこういうふうに言ってもらえるのは、最大級の喜びです。編集部から解説をFAXしていただいた時には、じわーっと泣きそうになりました。どうもありがとうございます>獏さん
内容はといえば、花に思いをかける人間と、その弱さにつけこむ異界の豪奢な姫君たち、そして、私が書くにしては珍しくクールビューティ系だと一部で評判の(^^;)主人公・青葉時実たちの物語を和モノテイストいっぱいに書いた作品です。
スニーカーブックス版との大きな違いはありません。私は波津彬子さんのイラストも大好きだったのですが、漫画家さんの表紙が手に取りにくいタイプの読者さんは今回の角川文庫版でお楽しみくださいませ〜。
〈歌の翼に〉シリーズ第6話。
語り手は楽器店の主人、数田勝治。彼がひそかに「ピエロちゃん」と名付けているフリルいっぱいの服を好む女の子は、学校でいじめられているらしい。アルバイトの千鶴も、OL
時代に少女趣味へのいじめがあったと言う。ディズニー『白雪姫』の名曲に託されたメッセージとは?
いじめって、当事者もその周囲も、どうしたらいいのか判らない時があります。そういう複雑さを大きく見守るような気持ちで書いてみたんですが……。
いよいよ刊行が始まったJコレクション。それに合わせての、北野勇作・野尻泡介・牧野修の三人特集号。
私は「牧野修の文章」というお題でエッセイ(?)を書きました。他の方の作品に言及するのってむつかしい。でも評判は上々とのことで、一安心です。
ロボカップに合わせたロボット特集号。
〈小説すばる〉本誌初登場(以前の「白い手」は増刊号だった)になるし、瀬名秀明さんともご一緒すると聞いていたし、朝日新聞の書評でトロンの坂村健さんに褒めていただいた直後なので、このハードなお題はものすごく緊張しました(^^;)
内容はロボットというよりはAIもの。「恋愛」というフレームでチューリングテストをするカフェがあったら……という話。ご感想、お待ちしております。
e−novelsとの連動企画として、〈週刊アスキー〉で短期集中連載をやります。
タイトルは今のところ「プレシャス・ライアー」の予定。辞書をぱらぱら眺めていたら「たいした嘘つき」という意味が目に飛び込んできて、ぴったりだ、と即決。
キオスクでも売っているパソコン雑誌でコンピュータものは厚顔無恥とも思いますが、なぜかそういう話です(^^;)
連載開始のアカツキには、前例からして2週ぐらいは作品に関してのインタヴューが掲載される予定。
イラストは高橋三千男さん。以前から、デザイン的かつ優しいイラストが大好きだったので、高橋さんにご快諾いただけてほんとうに嬉しいです。
第1回は、6月18日(火)発売の7−2(通巻397)号になるはず。お楽しみに。
発売は5月27日を予定。ハードカバーで予価1800円とのこと。
今年は横溝正史生誕100年。それを記念して、角川書店では各種の本が発売されます。
『金田一耕助に捧ぐ九つの狂想曲』は、九人の作家が金田一にオマージュを捧げるというアンソロジー。うはあ、大役!
私の他の8人のみなさんは次のとおり(敬称略)。赤川次郎、有栖川有栖、小川勝己、北森鴻、京極夏彦、栗本薫、柴田よしき、服部まゆみ。……ラインナップを聞いてますます緊張。
私にとってヨコミゾといえばミステリはもちろんのこと「幻想と怪奇」の作家さん。「雪花 散り花」は、京都という都市であれば、いまだにヨコミゾふうのゴシック・ロマンに耐え得るのではないか、と思って書いたミステリです。ううう、金田一ファンのみなさまの反応はどうなのだろう。かなり心配。気に入らなくても石を投げたりしないでね。
エロティシズム12幻想 収録作品 「和服継承」 |
講談社文庫 本体価格 629円 ISBN4−06−273393−5 監修 津原泰水 カバー装幀 金子國義 エニックス版の文庫化 |
蒼迷宮 収録作品 「箱の中の猫」 |
祥伝社文庫 本体価格 600円 ISBN4−396−33034−0 結城信孝 編 カバーデザイン リトルフット カバーフォト AM corporation 女性作家ミステリー・アンソロジー |
本格ミステリ02 収録作品 「英雄と皇帝」 |
講談社ノベルス 本体価格 1600円 ISBN4−06−182251−9 本格ミステリ作家クラブ 編 ブックデザイン 熊谷博人 カバーデザイン 辰巳四郎 2002年本格短篇ベスト・セレクション 祥伝社〈小説NON〉に連載中の〈歌の翼に〉シリーズ第二話 |
『アイ・アム』
医療系近未来SF。「人間」の定義って、何なんでしょうね。
祥伝社400円文庫。
『夜陰譚』
幻想系短編集。憧れの黒い本。女性のサイコなお話しが多いです。文章に凝れて嬉しかったよー。「蟷螂の月」が一番人気。
光文社のハードカバー。1600円です。
『五人姉妹』
早川書房のハードカバー。1700円。SF短篇を9本収録しています。女性には書き下ろしの「ホールド・ミー・タイト」が好評。
朝日新聞、読売新聞、共同通信配信、で感涙モノの書評が出たのも嬉しかった。毎日新聞では著者インタヴュー記事も掲載され、たいへん恵まれた作品集となりました。あとはもうひと押しの売れ行き(^^;) どうぞよろしく。
以下はMISC.内の「Jコレクションバナー」ページと同一の内容です。
いよいよ刊行が始まった〈ハヤカワSFシリーズ Jコレクション〉。新世代日本SF作家の作品が読める、楽しみなシリーズです。
またこれは〈SFマガジン〉のS澤さんが編集者生命と今後のSFの命運を賭けて立ち上げた企画でもあります。
私は、誰がなんと言っても、SFを名乗ることが好きです。SFファン、SF作家、そう口にするのが好きです。SFというジャンルが拡散して希薄になり、そこへどんなに逆風が吹いてきても、信じるものは救われる(^^;)、SFSFと言い、SFSFと書き続けていれば、コトダマの力でどんどんジャンルが元気を取り戻すと思ってきました。
私の願いが天に通じたのか、昨今はだんだんとSFが勢いを取り戻しつつあるように見えます。
そこへ、このJコレクション。私には、この叢書がSFをというジャンルの今後を占う試金石に見えます。つまり、これが成功しなければ日本SFの未来(市場)はないも同然だと……。
書き手として参加予定なので多少面映いけれど、そんなことは言ってられない(^^;)
私は一SFファンとして、このシリーズを積極的に応援します。
SFに不満がある人もない人も、まずはこのバラエティ豊かな叢書で「現状を再認識する」ことから始めなければならない気がしてなりません。
その上で、評価すべきところは評価し、不満があるならそれを表明する――そうしてまたSF界が活気づいていくことを望んでいますし、商業的にも「SFは売れなくない」ことを証明し、日本SFの担い手たちの次の作品へと繋げたいと思っています。
要するに、知ってほしい、売れてほしい、話題になってほしい、ということで……(^^;)、つたないながらもバナーを作ってみました。
S澤さんにロゴ利用の許可をいただき、軽さを第一に考え、飽きのこないシンプルなもの、注目してもらえる点滅系、と考えて製作。みなさんのサイトに貼っていただき、みんなで応援の気運を盛り上げていければ幸いです。
軽さとロゴマークと「SFを応援しよう!」のメッセージを優先したせいで小さな文字がつぶれていますので、リンクや説明などで補ってください。リンク先は、ハヤカワのサイトでも、各社ネット書店でも、この文章(意志表明)のあるこのページでも、ご自由にどうぞ(^-^)
同時に、どうしてこのロゴを貼る気分になったかを書いていただくと、SFへの熱い思い(?)が他の方に判って楽しいかも。(私がそーゆーのを読みたいということなんだけど(^^;)ゞ)
なお、このブロードバンド化のご時世ですので重くてももうちょっと見映えのするものをご希望の方、その他ご要望、などなどがありましたら、ご連絡ください。
白枠なし (19k) | 白枠あり (18k) |
おかげさまで賑わっています(^_^)
私の作品に関することはもちろん、パソコン話、メンバーのみなさんの雑談、迅速な新作情報(私が書き忘れてもすかさずフォローが入る(^^;))、不定期の「うだうだ日記」などなど、盛り沢山。
下のバナーをクリックしていただくと、登録サイトへ飛びます。
みなさんのご参加、お待ちしています!
意向やFAQなどの詳細はMISC.内の「メーリングリストのご説明」ページに書きましたので、参考にしてくださいね。
新装あいなったe−novels。これからは今まで以上に作家本人が行なう作業が多くなって、楽しみやらたいへんやら(^_^;)
PDFファイルでホラー短篇「白い手」(50枚)が購入できます。
2年間の休眠期間の理由を書いた特集や、推理作家協会賞受賞記念特集、特集記事「作家と音楽」への解答もあります。