おかしい。修羅場が終わって、私はもっと暇になったはずだ。
なのにねー、著者校正やら雑用やらやっているうちに、こんな時期ですもの。
信じられない……。
SF大会の記事を遅れ馳せながら掲載しました。DIARYからお飛びください。
「夜陰譚」 光文社 四六版ハードカバー 税抜 1,600円 |
「アイ・アム」 祥伝社 400円文庫 税込 400円 |
ISBN4-334-92342-9 装丁 井上佳子 装画 藤原ヨウコウ |
ISBN4-396-32885-0 カバーデザイン 中原達治 |
「夜陰譚」は、自称「幻想小説」を集めた短篇集です。井上雅彦さん編纂の〈異形コレクション〉向けに書いたものを中心に、ほとんどがホラーとして発表されました。ちゃんと「怖い」と言ってくださる方も多いのですが、やっぱり私の主眼は幻想味。10月下旬日現在では、モロに幻想小説である「蟷螂の月」が一番人気で、次点は和&芸道モノの「桜湯道成寺」です。念願の表紙が黒い本でもあり、ぜひよろしくお買い求めのほどを。書き下ろし「美人の湯」も収録。
「アイ・アム」は、流行の言葉で表わすと「自分探し」をするSFです。舞台は病院で、章建ては「外科病棟・小児科病棟・ホスピス棟・私のいる場所」となっています。自分は果たしてロボットなのか?というお話。帯には「感涙の」と書いてありますが、みなさんのご感想やいかに。今回のラインナップはSF括りがあって、表紙に「SF書下ろし」マークが付いているのが嬉しい。
(前回記事補足)
とういわけで、紙面が届きました。掲載日は以前にお知らせしていたのでOKでした。
関西版20面の「風土」というコーナーで、SFは関西の元気がいい、という記事が掲載されています。私のほか、関西に縁の深い作家さんたち(ウチのダンナも入っているが)のインタヴューを取り、記者さんが構成したもの。
(前回記事補足)
KBS京都のラジオ番組「21世紀京都の50人」に出演しました。と、これは報告済み。コーナーホームページがリニューアルされ、私の音声ファイルが聞けるようになりました。(ちなみに、写真もなぜか自動的に写りのいいショットに変更されている。ラッキ〜!)。直リンクは控えますが、すぐに見つかるので行ってみてね。
メッセージの内容は「私の好きな京都」というヤツ。突然の依頼に焦りまくってなまじその場でメモを作ってしまったせいか、標準語とチャンポンになっていてちょっと変。反省。
(再掲載情報)
巻頭エッセイを書いています。
「SFと文学」という特集号だと聞いていたのでそのようなことをブチ上げようかと思ったのですが、SF大会やファン時代に関する話題は、ここでしか、今でしか、書けないと思い「ターニング・ポイント」なる回顧的エッセイを書きました。
SF大会の星雲賞受賞挨拶を聞いて「スガのファン活動とはどんなだったか」という興味を抱かれた方は必見かと。
(株)イオ発行のファンジン扱い書籍ですが、bk1から購入できます。
日販から本を仕入れている書店のレジ横にある小冊子だそうです。一部情報によると、これは「買う」店と「貰える」店があるのだとか……。
シリーズ〈前書・後書〉に、「ダーク・サイドはいかが」と題した「夜陰譚」発行にまつわるエッセイを書きました。
特集は、〈魔都物語〉という表記になりました。
「京都に育つという呪縛」というタイトルのエッセイが載っています。「鬼女の都」のテーマとは似て非なる感じを、どうぞ。
なんと、赤川次郎さんの解説を書いてしまった……。
雲の上の方なので、ちょっと緊張。どうお思いになるか冷や汗。
PDFファイルでホラー短篇「白い手」(50枚)が購入できます。
2年間の休眠期間の理由を書いた特集や、推理作家協会賞受賞記念特集、特集記事「作家と音楽」への解答もあります。