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02年02月更新

庭の紅梅
 春が深まっていくほどに忙しくなりそうなので、1月のうちにあれもこれも……。
 そんなにうまくいくわけはないんだよなあ。しくしく。
もう、お庭の梅も咲いちゃったよー。


北野勇作さんSF大賞受賞お祝い宴会

 1月12日は「北野勇作さんココもね)のSF大賞受賞を祝う会」がありました。
 午後、タコやヒツジの変わったレリーフ彫刻で路上観察学会のエジキともなった東華菜館にて、もうすぐ出る早川書房の「SFが読みたい!2001年度版」に掲載される上位者座談会があるらしく、そのあと、私たち関西在住のクリエーターがどっと集まってお鍋宴会。場所が京都なので、お婆ちゃんに娘を頼んでお出かけすることができました。北野さんも出席者の多くも大阪なのに京都で、というあたりに、幹事役の田中啓文さんの優しさを感じております。どうもありがとうございました>田中さん。(コトの真相は、後述の徳間系座談会の場所を聞きつけたS澤さんが「うちもそこにします」とおっしゃったせいだとか、そうでないとか……(^^;))

 北野さんはのほほーんとしたいつもの語り口。初めてお目にかかった奥様は、私が言うのもアレだけど、北野さんにとってもぴったりの女性、という感じでした。仲よさそう〜。
 ちょっとしたプレゼントでも、と思って、直前に繁華街を探したのだけれど、なかなかカメグッズってないのね。ブルーナのカメさんぬいぐるみくらいはあるかしらと思ったけど、それも空振り。四条通りの布団屋さんの店先で、絣生地のカメ根付けを見つけ、でもあまりにもちっこいので、百貨店でルイジ・コラーニふうのオブジェペンも買って、お渡しする。ヒネったモノを渡したかったので、実は忸怩たるものが。亀屋陸奥の松風(というお菓子)のほうがよかったかなあ。

 お鍋宴会では牧野修さんと示し合わせて隅っこの席に陣取り、延々とSF話。同じ小説家とはいえ、ジャンル論や作家としての意思表示を語り合う機会はそんなにないので、たいへん楽しく過ごしました。

二次会は喜多哲士さんのご案内で「ショッカー」というお店へ。おお、それっぽい紋章が。けれど内実は普通のバー。従業員さんもオタク系ではなくビジュアル系だったし。せめてカクテルくらい変なネーミングが欲しかった……と思う私は立派にオタクなのでショッカー(私が書くとサムイのはなぜ?)。
 大阪より遠い組がお帰りになっても、京都組でまだまだ喋る。小林泰三さんのステキな邪悪さにほれぼれする。店を出てからも「あの〜、私、なかなか外出の機会がないので……」と申し出て、喫茶店でまだまだまだまだ喋る。浴びるように冬樹蛉さんの美声を聞き、大満足。
 みなさん、なかなか出られない私に付き合ってくださって本当にありがとうございました!
 宴会が始まる前、実は身体の調子が悪くて指圧にかかってから会場へ向かったほどだったのに、楽しくおしゃべりをしたらケロッと元気になってしまった現金な私。
 北野さん、本当におめでとうございます。いい宴会でしたね!

山田正紀ファンクラブ(プロ限定)発足座談会

 14日は〈SF JAPAN〉の山田正紀特集に合わせた「山田正紀ファンクラブ(プロ限定)発足座談会(仮)」がありました。
 約束は5時。やはり体調がモウヒトツだったので寄り道もせずタクシーで乗りつけたら、20分も早かった。会場の東華菜館でぼーっと待つ。でも5時を過ぎても誰も来ない。うんとこさ不安になった頃にようやく喜多哲士さんが。
「え? 5時半からですよ。FAXで時間変更の通知、来てません?」
「なーんですってえええ……(脱力)。こんなことなら百貨店か本屋に寄ればよかった(脱力)」
 ……その変更は、徳間からの会場案内のFAXに書かれていたとのこと。そんなのはもらってない。というか、私は最初に「場所、知ってます」と言っていたので来るわけはないわな。
 現われた編集のO野さんはそれを聞いて「あっ」と一声叫び、謝ってくださる。私はすかさずにっこり笑い、「本屋さんへなかなか行けないので、手塚特集、まだ買えてないんです。送ってくださいねー」。厚かましいですね。ヤなヤツですね。でも、大型本屋へすら行けなくて欲しい本が買えないのは、本当に心サビシイことなのです。すぐに送ってくださったO野さん、すみませんでした。そして、ありがとうございました。

 座談会の内容は〈SF JAPAN〉をご覧戴くとして。
 やっぱり山田さんはスゴイ、というのがみんなの結論でした。
 作家本人と作品とをゴッチャにするのはあまり好ましくないかもしれませんが、私が熱を入れて座談会に臨めたのは山田さんのお人柄のファンでもあるせいだと思います。あれらの作品、あのようなご性格……ああ、尊敬。

 ご出席の西澤保彦さんには初めてお目にかかりました。山田作品を深く読み込んでいらして、語り口も穏やかで、こちらも「すごいなあ」と。

 二次会は我孫子武丸さんの先導で居酒屋。西澤さんのお隣で、本当にイロイロと話しする。
 西澤さんはミステリである『鬼女の都』はおろか、なんとエッセイ集の『アンパン的革命』まで読んでくださっていたのでした。びっくり……というよりは、すごく恐縮しました。
 ここでもSFの話がいっぱいできて嬉しかったです。多少調子に乗り過ぎてブチ上げたところはあったけれど、おかげさまで気分はすっきりでした。

 例の如く、大阪より遠い組がお帰りになっても、京都組&ホテルでお泊り組でまだまだ喋る。
 例の如く、店を出てからも喫茶店でまだまだ喋る。
 例の如く、なかなか出られない私に付き合ってくださって感謝感激。
 西澤さんとゆっくりお話しできたのが心底楽しかった私は、例の如く上機嫌で午前様だったのでありました。

GAINAX新年会

 1月24日。月末締め切りの原稿があって、とてもじゃないが上京している場合ではない。
 でも「こっち……来ぃひんか?」と言う電話のダンナが、どことなーく可哀想に思えた。そうだよね。久しぶりに新年会をするんだったら、娘サンも一緒のほうがうんと楽しいよね。
 というわけで、急遽、子連れ上京。新幹線が空いていて楽ちんでした。おまけに今回はホテルをとった。ダンナのアパートの掃除をする気力はさすがになかったから(^^;)
 新年会でのダンナはまねき猫の着ぐるみ。娘、ヨロコブ。お餅つきにもはしゃぐ。年末の小鷹氏のお餅つきに発熱で行けなかったカタキを討ったっちゅーことね。
 しかし、娘、次の瞬間には食べまくる。高千穂遙さんから「食べ過ぎじゃないの」と言われるくらい、食べまくる。エビ、エビ、と言うのを聞いて、推協宴会の時のkashibaさんのレポ「ひたすらエビを食される」を思い出して、ひとりで苦笑するハハオヤ。
 私もみんなと久しぶりに会えて嬉しかったです。庵野さんと安野モヨコさんのおめでたい話も聞けたし。そうかそうか。SF大会で紹介された時からなんかいい雰囲気だなあと思ってたんだよ。
 モヨコさんはおしゃれ系の超売れっ子漫画家さんだけど、とっても気さくでいいかたでした(^-^)
 庵野さんもなんか、のほほーんとして見えて、エヴァの頃の怖い庵野さんに衝撃を受けていた私にとっては、その笑顔がとっても嬉しかった。とにかくめでたい。おめでとう、おめでとう>おふたり。
 ああ、次はどの宴会に行けるのかなあ。SF大賞は例年のごとく雛祭りが引っ掛かるしなあ。(嘆息)。

温泉に行ったよ!

 私にしては珍しい「完全休暇」を取りました。
 2月の9・10・11日は、奈良県吉野への温泉小旅行!

 その直前、私は悲壮な覚悟で原稿を書いていました。
 去年も実は温泉に行っています。京都府亀岡の、各部屋に露天風呂があるという贅沢な旅館をダンナが取ってくれたのでした。
 しかーし。私は原稿が終わらなかった。もうそれがいつだったのか何を書いていたのか覚えてないけど(というくらいのド修羅場時期には違いない)、旅館で豪勢な夕飯を食べたあとは、ガーガー眠る父娘をうらめしく見ながら、ひたすらモバギで仕事をしていたのでした。……そう、このシチュエーションは前回日記の大阪訪問報告と同じですね。はいそうですね。要するにそういうことなのです、私の運命は。
 今回ばかりはそうはしたくなかった。なので、ネタをうまく消化できない原稿に苦しみながらも、なんとか終わらせようと努力していた。
 結果はぎりぎりセーフの金曜日入稿。いや、ホントの締め切りは1月末でしかも雑誌原稿なので、これ以上遅れたら温泉どころのサワギじゃなくてページに穴があく羽目になるのですが。
 キレイな身体になった私は、晴れ晴れと、はしゃぐ娘の隣りに座り、ダンナの運転で奈良へGO!

 奈良までの距離は、私のドライブ欲もそこそこ満足させてくれるちょうどいい感じでした。ダンナの運転はうんとこさうまい部類なのでとことんリラックスして、まだ京都市内にいるうちから車窓の風景を楽しむ。
 窓の外を見ていると「ああ、休みだなあ」と実感。車で出掛けることは少なくないけれど、病院やら医院やら、約束の場所やら時間やら、行って帰ってやることはアレとコレとソレ、などといつもなにかに追い立てられて、なんとなく胸はどたばた、視線は前方をギリリと……という感じでした。ぼけらーっと、ただドライブを楽しむなんて、ここのところほんとうになかったんです。あー、原稿が終わっててほんとうによかった!

鹿サンに詰め寄られる悠乃 早めに奈良へ入ったので、娘の野望である「鹿サンに鹿せんべいをやる」を決行する。
 しかしその実態は 
 ダンナは新品のコートを噛まれてポケットの蓋は唾まみれ。
 それでも大仏見学を挟んでのたのたしていると、娘もまあまあ鹿サンに慣れて野望も無事に達成し、だんだん調子に乗ってきた。
 ところが、さいごのさいごに、おせんべいに執着する鹿の横っ面と娘の横っ面がゴンッ!
 もちろん「びええええん」。泣きじゃくりながらも「鹿サン、かわいかったねえ」と言うのは、かなり複雑な心境と見た(^^;) きっとオトコに手ひどく振られても「いい人だったのよ」なんて言うタイプになるんだろうな。

 温泉旅館は吉野山の山頂付近。展望風呂から見る山は、さぞかし桜の季節にはスゴイだろうと思わせるパノラマでした。
 お風呂がすべて夜の11時には閉まってしまうと聞いて、ちょっと残念。私の本当の休息は娘が眠ってからの時間なのですから。「電気をつけて入ればいい」とのことなので、じゃあそうするべえか、と……けれど、その夜は娘が眠ると同時に私たちも爆睡してしまい、それどころじゃなかったワケであります。疲れが出ちゃったんだなあ。とほほ。一晩損した気分。

三輪さんのご本殿前にて 翌日は、三輪山の大神神社(おおみわじんじゃ、と読むらしい)に参詣。
 話せば長いことながら、娘が病気で生まれて大騒ぎ&大落ち込みしていたころに、人に誘われたダンナが全山を巡るお参りをし、霊泉のお水をもらってきた、というご縁。
 そのあともダンナのお友達が何度もお水を送ってくださり、娘はそれで作ったミルクを飲んで(というか、鼻チューブから入れて)育ちました。
 立って歩ければいい、と願っていた私にとっては、願いを叶えてくださった霊験あらたかな神様なのです。一度、歩いている娘を連れてお礼に行きたいと思っていたので、やっと行けた、という感じでした。というわけで、写真が大きめだけど、特別な場所なので許してくださいね。
 山全体がご神体、と聞いていたのを裏付けるように、たくさんのお社があちこちに点在。「くすり道」なるものを通って行く狭井の社は病気平癒の神様で、ご霊水の井戸もその裏手にあります。みんなでお水をいただき、ペットボトルのも買って帰る。
 娘の干支守りを買ってやろうとした時、「お婆ちゃんのも」と言う娘は、なかなかの孝行者だなあ。ワンワンのが欲しかっただけという可能性もあるが、まあ、不問にしておこう。きっとこれでお婆ちゃんにももっともっといいことがあるでしょう(^-^)

 その日の夜も父娘は爆睡。私は入浴の後で「通販生活」なんぞをぱらぱら見る。ああ、仕事に関係ない雑誌だよぉ(;_;) 欲しいモノがいっぱいあるよぉ(;_;) いや、仕事関係の資料やモバギも持って行ってたんだけど、さすがにそちらは開く気もなく。うだうだしながら、幸せ〜にオヤスミ。

 翌日、娘に起こされたダンナが「うわっ」と叫ぶので目が覚める。
 窓の外は一面の雪景色だった。
 車は四駆、チェーンもこんなことはあろうかと来る途中で買っておいた。それでもここは山の中。旅館の前は急斜面の細道。帰れるんだろうか、と不安になる私。
 いやいや、帰れなくても困るのはダンナだけだ(←かなりヒドイ妻)。私は仕事道具を持って来ている。多少閉じ込められたって平気だもんね。
 しかし神様はそんな休日延長願いを聞き入れてくださるワケもなく、なんとか下界に降りられてしまったのでした。うーむ。残念である。

 この旅行でも、娘の運の良さが目立ちました。
 天候は雨がぱらついたものの大きく崩れることはなく、雪も前述の通り。
 旅館の仲居さんやらおかみさんやらに可愛がってもらって、お土産に売り物のキーホルダーまで頂戴する始末。
 これも神様のご加護だなあ、と思います。
 私も、ドライブ・温泉・マッサージ・人が作ったご飯・車中でうとうと寝、という5大快楽をむさぼって、大満足でありました。
 ダンナに感謝。お仕事も育児も頑張るから、また連れてって!(^-^)
(ダンナのページは最近「毎日更新日記」をやっていて、そこにもこの旅行のレポがあります。写真日記のほうも見てね)。

娘の社交界社会デビューとその準備

 娘連れのダンナが、高野橋にあるカナートというイズミヤ系大型テナントビルに遊びに行った。そこで、よくある幼児教室のデモ(子供がパズルなどで遊べるようにしてある)にひっかかった。
 最初は「幼稚園児からオベンキョウはやらせたくないなあ。う〜ん」と思ったけど、娘はけっこう喜んでいる。名前も「講談社のすこやか教室」とかいって、アヤシイ感じではない。話しを聞いてみると、オベンキョウではなく、パズルやら遊びやらの中で右脳を鍛えて将来の応用力を養うのだとか。
 まあ、娘に決めさせようと思っていた。いたらば、何度か買い物ついでにカナートへ行くうちに、やはり、というか、アチラサンにしてみたらまんまと、というか、娘はすっかりソレが気に入ってしまう。
 デモをなさっている先生はさすがにプロで、娘の名前をイッパツで覚え、誉め、喜んで見せ、親にはオヤバカ回路をくすぐるようなことをおっしゃる。
 こんな手に乗るモノか、と抵抗していたのも束の間、娘があまりに楽しそうなので、エイヤ、と申し込んでしまった。←オヤバカ回路ON
 2月スタート、1グループ多くても4人、というのも私にとっては魅力的。幼稚園でいきなり社会に放り込まれるよりは、助走期間があったほうがいいかもしれないという判断でした。

 2月4日が一回目で、これは親も同席します。
 事前に娘に言い聞かせたことは「先生を独り占めしたらアカンよ」。児童館の保育を観察するだに、今の娘は社交性がまだなく、万能感に満ちあふれ、おとなは全部自分の味方だと思っていて、話しに割り込んだり、「見て見て」を連発したりするのです。
 会場はホテルの小さな会議室を専用に改装したところ。口に穴を開けてビー玉が食べられるようにしたマペット(教材のうち)で遊び、最後にそのビー玉を餌に見立てて5までの数をそれとな〜く教える授業。
 一緒のクラスになった男の子ふたり(もうひとり女の子が登録しているけれど、入院中らしい)も、そのお母さまも、「いかにもエエトコの人、でも学習系教室みたいにお受験でギリギリしているわけではない」という風情で、私もほっと一安でした。

 11日の2回目、温泉帰りなのでダンナも一緒に参加。といってもこの回から親は退室して先生に預ける形になります。
 教室のドアが開き、先生がにこにこと現われる。
 娘、私とダンナを振り返りもせずに部屋へ駆け込む(^^;)
 がちょーーんとしているパパ(^^;)
 いや、いいんです。グズられたり悲しそうな目で見られたりするよりは。8割ほどは、「珍しい人ほど好き」な性格からしてそうなるんじゃないかと思っていたし。
 でもなあ、ちょっとだけでも「ホントに今日からママは来ないの?」みたいな未練を見せてくれてもよかったのになあ。
 久しぶりの夫婦水入らずは、本屋へ行ってスタバでエスプレッソ飲んで、時間はあっと言う間に過ぎました。最後の5分は親への「今日やったこと説明」のために私たちも教室へ入ります。
 娘、もはや男の子を「Tくん」と呼んでご機嫌。Tくんもどうやら娘に喋り負けしていないようなので、またもや私は「ほっ」。
 機嫌よく通って、社会性も身について、遊びの中で知識も付けてくる。私がいなかった時間のできごとを、一生懸命説明してくれようとする。バスを乗り継いでの送り迎えは大変だけれど、預けている40分は私もカナートでのんびり買い物できるし。通わせて正解だったかも、と思う今日このごろです。

 2月6日には幼稚園の入園説明会もありました。
 スモックや連絡帳のカバーなど、手作りしなければならないものの展示を見ながら、開始を待つ。幼稚園の近くに家のあるお母さんたちは児童館などで一緒だったのか、すでにグループができている模様。みんなよさげなお母さんだったので、ちょくちょくと会話に参加してみるが、あまり続かない……のは、私の歳のせいかも。ママダチ(ママ友達)になろうよ〜という「タメ感」が私の老けかただとアレなんだろうなあ。
 説明会の前には賛美歌。少なからずびっくり。でも、賛美歌ファンの私は新しい歌を覚えられてちょっと嬉しかった。
 主任先生は面白おかしく準備や注意事項を説明してくださった。残念だったのは、とても温厚で優しかった園長先生が3月いっぱいで辞められるということ。新しい園長はその教会の牧師さん(男性)が兼務されるらしい。先生方も予想以上に若い方ばかりで少し面食らう。みんな、短大出たばかりです、というかわいらしさなんだもの。先生方には失礼だけれど、正直なところ、主任先生の他にもうひとりくらいはベテランのおばさん先生がいてくれたほうが親としては安心できるような気がするんだけどな。でも、人数からして若手先生ふたりで1クラスを見られることになると思います。そうだったらいいのにな。
 月刊絵本の申し込みをして、お道具セットを買って、スモッグの型紙を写して、説明会は終了。
 ああ、いよいよだなあ、という感じ。
 楽しみなような、プレッシャーを感じているような……って、私が緊張してどうする(^_^;)

最近のお気に入り

 NHK教育テレビは、午後4時から子供番組を集中放送しています。以前は6時にそれが終了するとサッサと総合に切り替えてニュースを見ていましたが、この数ヶ月は娘が教育テレビのまんまで「天才てれびくんワイド」を見たがるようになりました。
 私はいわゆるジャリタレがあまり好きではありません。本人たちは楽しくやっているんでしょうが、彼らのコマッシャクレぶりを周囲が笑っていたりすると「そこは、そんな生意気なことは言うたらアカンと叱るのがスジってもんやろ!」といらいらするのです。
 なので、もともとのバラエティ番組嫌いも手伝ってどうしても最初は気が乗らなかったのですけれど、「天てれ」は少し違いました。生意気な子もいるけれど、基本的にみんなが「一生懸命に何かをやって、それを楽しんでいる」感じ。
 司会というかリーダー格のふたりも素敵で、格闘家の角田信朗さんの芸達者にもびっくりしたし、山川恵里佳さんも元気でかわいいし。
 娘のお気に入りは「やぎっち様」こと最年少のひとり八木俊彦クン。どれくらい好きかというと、奈良の旅館で朝のスペシャルをやっていた時に「やぎっち様、出るかなあ」を連発。実際に出てきたら「ひーん」と嬉し泣きしてしまったほど。
 私のお気に入りは、努力家のモニーク・ローズさんと、クマちゃん(熊木翔)・ヤマ(山元竜一)ちゃん。
 なんだかねえ、お兄さんっぽいんだよ、クマちゃん・ヤマちゃんは。他の人のミスを機転でフォローする。地方都市めぐりの企画では、ちゃんとリーダーシップを取る。この間なんか、ちっちゃい子と自転車で焦って行かなければならない時にも「ゆっくりでいいからな」と声をかけていた。
 私は男の子や少年に対してはいまだにどうして付き合ったらいいのか判らない。自分の子供が女の子で本当によかったと思っている。でもね、このふたりを見ていたら、「こんなふうになってくれるんだったら男の子もいいかも」と思えてきます。
「天てれ」ホームページには出演者紹介もありますので、見てみてね。フラッシュはなかなか目当ての人物へリンク飛びできないので、HTML版で見るのが吉です。

メーリングリスト、盛況

 NEWSページでもお知らせしたメーリングリストは、和気藹々と進行中です。
 あー、もー、原稿書くのイヤだ、という時に、ざらざらっと投稿して、気分転換させてもらっています。
 修羅場に入るとお返事が滞ったりするけれど、そこはお世話役さんやメンバーの皆さんのお力で盛り上がってるのが、これまた嬉しい。
 よろしければご参加くださいね。


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